2011年12月15日

間<余白>とイマージュ

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15日からの、「18人の建築家による住まいの創作展」と題した建築展で「間のインスタレーション」というインスタレーションを行ってきた。インスタレーションって、多分一般の方にはなじみの少ない言葉だと思います。展示会前なので全貌は会場へ起こしいた頂いき見てもらいたいが、私のインスタレーションのタイトルは、「間<余白>とイマージュ」と題したものだ。画像を半透明の布に出力してぶら下げただけのものであるが、テーマに従って、間について私なりの想いの詰まったものである。意図通りの展示となったのではないかと考えています。和の空間と向こう側に透けて見える庭との景色もなかなかいい感じです。会場にも簡単な解説をつけていますが、会期後にHPに詳細も上げていきたいと思います。

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2011年04月18日

震災を考える

先の4月16日に、私も参加している建築家Catalogueの緊急フォーラム「震災を考える」が開催されました。建築家Catalogueで予定していた建築展の企画を急遽変更しての開催でしたが、通年開催しているリレートークショーに増して、多くの方に参加頂いての開催となり、いろいろな角度から震災について考える機会となりました。

110416_震災を考える


毎日新聞さんの当日の取材記事もネットに掲載されています。

フォーラム:建築家グループが金沢で、、、地震について考える。

前回のブログでも書きましたが、今回の震災は予想をはるかに超える規模の地震が起こり、未曾有の被害となっています。原発の事故でもわかるように、ようやく私たちは想定外を想定することでしか安心安全な暮らしを守ることが出来ないことがわかったように思います。

阪神大震災、中越地震、能登半島地震に出向いてこられたメンバーの屋利行さんの報告で震災の実際を詳しく体験談として語って頂きました。震災後に建築士を中心として、被災された住宅の相談(状況把握のため)には多くの人手が必要で、今回も既に私の所属するJIA(日本建築家協会)へもボランティア派遣の要請が来ているということです。今回は私自身も参加したいと考えています。

震災での建築士の役割のほかに、過去に多くの震災を経験し、既に私たちの仲間の建築家の多くもさまざまな取組みやアイデアを出し合っていることもこのフォーラムで知ることが出来ました。仮説住宅の建設に関する取組みの他に、本当に些細なことかもしれませんが、避難所でのプライバシーを核をするためのシステムの提案などもあり、すでに現地で取組みがなされていてこちらについても出来れば、私自身もいろいろ考えておきたいと思います。JIAの石川地域会の取組みで子供がワークショップで新聞紙ドームをつくるプログラムもありますが、これなどは単につくる喜びや建築の楽しさを子供たちに体験させるためだけではなくて、多くの人に日頃から簡単な空間のつくり方に慣れてもらうことで、いざという時に役立つと確信しました。キャンプでテントを張ることや、紐を結ぶこと、力学的なことを理解してモノを組み立てること、、、些細なことでも大変重要なことが解りました。

私の住む能美市でも今回の地震で被災者に活用してもらおうと、空き家の提供を呼びかけていますが、震災が起こり呼びかけることは当然のことかもしれませんが、そのストックを日頃から把握しておけば、このような震災では有効に活用のできることだということも解りました。また、地域づくり的な観点から言えば、過疎化の進んでいる農山村では、一次産業ではあるかもしれませんが仕事と住居を一つにして、被災者を迎え入れることも可能かもしれません。被災地のコミュニティの再生に関しては問題も残りますが、両者の困りごとを解決できる機会と捉えることもできるかもしれません。

また、これまでの震災が起こると各地で建築物に多くの被害が生じます。今回は津波による被害が何かと注目されていますが、実際はその周辺にももっと多くの被災建築が存在していて、それらの多くが現実に危険な状態で取り壊し撤去の必要な建築物も存在し、一気に解体が進んで行きます。特に危険という理由で解体には、一定時間の猶予しかなく、国からの援助が割と簡単に差し伸べられるのに対して、再建には一定の用途、規模しか援助が差し伸べられず、たとえ文化財級の建築であっても直ぐに撤去の状況になってしまうとのことです。能登震災でこの地域の建築家や地域プランナーが立ち上がって活動の開始された。NPO法人輪島土蔵文化研究会の活動のように、現在の暮らしには不必要かもしれない建築物やでも地域の景観をつくる大切な要素であり、そんなものも簡単に取り壊すことには手を差し伸べ、その再建に手を差し伸べないのは何か矛盾していて、そんなんな建築や景観の再建にこそ手を差し伸べなけば、どんどんと日本の古き良き文化は姿を消していくことになります。いち早く現地へ出かけ活動してきた金沢の建築家の橋本浩司さんも急遽駆けつけお話してくれましたが橋本さんの話もここへ繋がります。

最初の話に戻りますが建築家Catalogueのメンバーで東京で活動している三村大介さんが地震当日の東京の状況、東京の現在をお話して頂きました。当日は最初の揺れで建物から人が道路へと出て、次第にパニックになっていく様子が生々しく語られました。起こりえないことが起こった時、現在の東京だけでなく、多くの都市や地域ではおそらく同じ状態になることは避けられないでしょう。また原子力発電所だけでなく、今回の被災地のように、復旧の目処のたたない深刻な状況に落ちいてしまうことは容易に想像できることです。また、住居などの小さな木造の建造物は、なすすべもなくすべてを失ってしますことになるのが現状かも知れません。私の自身もそうだが、想像のつかないことが起こればこれは当たり前かもしれないが、この震災を経験し、私たちの住まいのつくり方、都市や地域のつくり方は今後大きく変化すると考えています。水や食料、エネルギーもすべてが破壊されても最小限を確保できるしくみを考えていかなければならないように考えます。住まいはやはり本来小さなシェルターの機能を果たす部分が必要な気がしますし。財産のみしまえるような小さな金庫のことを言うのではなくて、最小限絶対に壊れない部分が必要ではないでしょうか。そして最低限の水や食料、エネルギーの備えも出来なくては住まいと言えくなるとように思います。都市や地域も同じです。コミュニティー単位で、絶対に破壊されない。最低限のスペースと最低限の水や食料、エネルギーの備えも必要ではないでしょうか。起こりえないを想定した環境の整備が私たちにはこれからは必要なのではないだろうか。

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2010年10月14日

Only honest design can be recyclable.

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U+は、この9月で会社5期目に入っている。午前中、社内で仕事のことなどいろいろブレインストーミングしていました。午後からせわしなく金沢市内へ打合せに出かけ市内の改修プロジェクトの実測など済ませ帰路についたけれど、頭がもやもやとしていたので、Uターンして金沢21世紀美術館へ行きました。10月9日からD&DEPARTMENT PROJECTの展示を見たいと思っていたからです。

写真はごみの山ではない、展示そのものである、D&DEPARTMENT PROJECTが明確に示されていると思った。展示は期間を経て、変化して予定で大変楽しみである。
展示会のタイトルは、「Only honest design can be recyclable.
本当のデザインだけがリサイクルできる。」となっていた。私にとって、とっても示唆的な言葉であった。午前中にしゃべっていたこととも少し繋がって、頭がスッと整理された。


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2010年07月29日

自立循環型住宅への設計ガイドラインの講習会

自立循環型住宅への設計ガイドライン

自立循環型住宅への設計ガイドラインの講習会へ行ってきました。テキストの副題に、エネルギー消費量50%削減を目指す住宅設計とある。具体的には、2000年ごろの標準的な住宅と比較して50%セントの削減を目指す設計の具体的なことが書かれている。これまでCASBEE(建築環境総合性能評価システム)の評価員の資格を取得していて、いろいろ勉強してきているが、この辺の認識をいかにクライアントに持っていただいて気持ちを同じくして住まいを具体的に設計していくことが私は大切だと考えている。それにしても、このガイドブックは、だいぶ前から入手したかったのですが、一般には売っておらず、全国で開催されているこの講習会でしか手に入らない。この時代になんだかナンセンスに思うのは私だけでしょうか?一般にも専門家にも大いに広めて実践していくことが大切に思えてならない。とにかく私としては、これからの住まいづくりに大いにいかして行きたい。

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2010年06月26日

アーキレーベルギャラリー2010 HOUSE ×[space]

アーキレーベルギャラリー2010 HOUSE ×[space]今日と明日の2日で終了です。会期が短かったのが少し残念ですが、人気の21美なのでしょうがないですね。

今回の展示は、メンバー7人がそれぞれのテーマで展示を行っています。先日の会場当番の時にじっくりとメンバー全員の展示を見ましたが、やはりそれぞれの個性が出ていてなかなかの見ごたえです。まだ見られていない方はぜひお運びください。

HOUSE × LESS

私のテーマは、HOUSE × LESS 少し強引に、LESS ROOM(部屋のない家)・LESS FIX(固定しない家)・LESS FLAT(平面のない家)の3つの住まいをデザインし、住まいのデザインの可能性を追求したものです。われながら、久しぶりにがんばりました。日曜日の午後は私も会場にいる予定です。お気軽にお声かけください。

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2009年08月26日

塩見直紀さんのお話

塩見直紀さんのお話

昨晩、金沢で塩見直紀さんのお話がありました。塩見直紀さんは以前ライブラリーで紹介した、「半農半Xという生き方」という本の著者でもあります。著者というよりは「半農半X」というコンセプトを考えた人です。仕事がばたばたとしていましたが、以前お話をすることがかなわなかった人だけに直接お話したいと思い出かけることにしました。塩見さんは想像通りの人でした。
私自身この本を読んでいるので、いろいろな面で私自身の考え方と行動に当然に影響しているのですが、本では読み取れなかった部分で、お話を聞きながら勝手に一緒だと喜んでいました。塩見さんは、夜子供と一緒に8時に寝て朝3時に起き、いろいろな考えを整理しメモする時間を過ごし、彼が家族の朝ごはんをつくるそうです。私自身も、改めて自分で立って仕事をするようになってから、家に帰ったら、仕事はせずにご飯を食べ子供と過ごして寝るようにしています。以前は朝仕事をしていて、朝ごはんまでに仕事の半分ぐらいは進めていました。最近は畑や散歩に出かけています。私の畑のことはまたブログで紹介します。最近は体にそのリズムが刻み込まれていて、夜のミーティングなども多くて最近は遅くなることもあるのですが、決まって4時頃には目が覚めます。
会場が金沢にあるCAAKが使っている寺町の町屋で主催が建築士の吉田さんだったので建築の人も多く、最近新建築の住宅特集のでも紹介され、塩見さんは、私のやっていることは建築と近いのかもしれないとおっしゃられていました。私自身が塩見さんの考え方やコンセプトに魅せられるのも、その辺りに秘密があるのかもしれません。

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2009年08月05日

木村真樹さんセミナー

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この春から運営スタッフとしても関わらさせていただいている、ピースバンクいしかわ設立準備会コミュニティー・ユース・バンクmomoの代表理事の木村真樹さんにお越しいただいてセミナーが開催されました。名前の中にユースという言葉が入っていることに本当に納得でき、momoは本当にすばらしいなと感じました。この種の活動・取組みには若者が本気にならないとだめだと考えていた折、本当に「参りました〜!」という感じでした。木村さんは地域デザイン事務所Cassiopeia(カシオペイア)という事務所を主宰しており、私より10歳以上も若いのですが彼のような若い世代の人が今後日本を変えて行ってくれそうな気が本当にします。考え方はもちろんお話ぶりも本当に良いなと思いました。セミナーの内容も充実しており、今後の私たちの活動に活かして行きたいと感じました。
私自身は、木村さんを通して私自身がやりたいこと(やれること=社会と繋がれること)がはっきりと視界に見えてきた、そんな気分でした。最近、本当にいろいろなことが繋がり出しています。少しずつみなさんに伝わるかたちでそんなことを打出していきたいものです。


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2009年04月29日

イメージの系を織る

イメージを織る

金沢工業大学で、建築家の内藤廣氏の講演があった。U+NEWSでもお知らせしたNコレクション展の記念講演で「建築設計ノート」題して、展示会に合わせて氏の建築の思考が数多くの氏の手書きのドローイングと共に紹介されていた。特に心に留まったことに、「イメージの系を織る」という話があった。建築家は建築を作り上げる上でいろいろなことを考えイメージを図面にし現実のものとしてつくるのだが、その過程をうまく現している。イメージが具体化される過程で、数多くの外的要因が織り込まれるというイメージである。同時にイメージを身体化する上でも手で描くドローイングが大切だとお話されていた。確かに「手で描く」ということは私たちにとっても「手で考る」ことに等しく、私などはコンピューターによるドローイングも同じように思えるが、そういう過程でイメージが具体化され建築がつくられていく。私たちにとっては頭を使うこと以上に手を使うことは重要である。

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2009内藤廣講演

2009年03月13日

歴史の歴史 杉本博司

杉本博司歴史の歴史カバー

もう会期も僅かとなっていますが、金沢21世紀美術館で「歴史の歴史 杉本博司」という美術展が開催されています。私が1996年に構想していた「スクリイン」という作品は、実は杉本博司の「TIME EXPOSED」という写真集に感じるところがあり表現した作品です。建築を時間と空間の焼き付けれたものとして捉え表現したものです。杉本博司の写真の概念がきっとそうだろうと想像して構想したものです。それ以来ほとんど全ての美術展に出かけていますが、金沢で見られてほんとに感激しました。もう会期は僅かですが、ぜひ一度足を運んでみてください。決して後悔のない美術展です。

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2009年02月28日

建築展 境界に立つ建築家

U+NEWSにも掲載していた「境界に立つ建築家」というタイトルの建築展にいってきました。ルクセンブルグの建築家による「境界」をテーマとしたインスタレーションだったのだが、「境界」と言うテーマを様々に捉えて表現されていた。中でもわかりやすい表現ではあるが、赤い板にチョークで自分の描く作品など、U+の事務所にあっても面白いと思う作品である。彼らの作品の写真展示もあったが、ヨーロッパの建築家は建築の伝統の違いなのか、一見して建築家の作品とわかる表現に改めて刺激を受けました。建築には人の想像力を喚起するそんな力が備わっていなければならないと感じました。

建築展 境界に立つ建築家

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