2012年07月08日

杉の床

父の作業所を住まいづくりの基地として、また最近研究中のデザインファームとしてリノベーションを行っている。住まいづくりの参考にもなればと思い素材も、これ見よがしでなく、現実的なものでありながら、極力実験的なものを採用したいと頭をひねっている。また先日、DIYが趣味という方に相談を受けて、少しハッとした。なかなか簡単ではないけれど、クライアントも実際につくることに参加できれば、住まいづくりの違う楽しみがありそうである。今後はクライアントにお勧めするつもりで、今回は塗装と左官の工事は自前である。(実際には、限られた資金なので自分でやらないと仕方なかっただけだけど、、、。)もちろん自分は父が大工であったので中学生の頃から鍛えた腕前はセミプロと自負しているので、参考にはならないのかもしれないが、最近は道具も良くなっていて、DIYの好きな方はとても楽しめると思っている。きっと楽しいに違いない。住まいのメインテナンスににもきっと役立つはずである。

杉の床

前置きが長くなったが、製材所に在庫で眠っていた200mm幅の30mmの杉の厚板を使ってくれないかとのことで、サネ加工してもらって床に使うことになった。価格もうんと安くしていただいたし、在庫なのでどんな板でもいいやとおもっていたけれど、実際は無節の特上のものだった。最近は何かとクライアントのクレームにつくり手が敏感になりすぎて、本物なのに、保障のある製品でないから、経年変化への実績がないからなどと、という理由だけで、売れなくなってしまっている。床に木を使えば傷がつくのはあたりまえなのに、傷つかない木を使ってほしいと、結構平気でリクエストされる。思わず愚痴てしまいましたが、結果的には、こんかいとっても本物のいいものを手に入れることが出来た。柔らかな足ざわりと杉の板のいい香りがとっても心地よい。何も塗りたくないけれど、キヌカを自分で塗りたいと思う。

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posted by tamao at 23:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | とりくみ/Activity